エルフの日々

誰にも「約束」された場所があり・・そして誰もがそこを目指して一生懸命歩いてる
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フォーレスト通信14 〜明日のためにその3〜

JUGEMテーマ:介護

 
「明日のためにその3」

   私たちが独自に調査した災害時生活ニーズ調査の分析結果が少し見えて来ました。

起こった事ではなく今現在起こっている事の片鱗が垣間見えました。

私たちは知らなければならないし、そして垣間見えるその事態からこれからを想像しなければならない。

悲しいけれど、もう二度と私たちは震災以前の世界に戻る事はないのでしょう。

私たちの地域は、嘗ての阪神大震災の時の様な地域一丸となるエネルギーはありません。

地域に格差が生まれ、人々は移動し、コミュニティは崩壊し、明日の不安に耐えなければならない。


想像してください。


無人に近い環境となった沿岸部。復旧など何処にもないし、その見通しもない。
人口動態が急速で、誰もその危機を訴えない。
高齢化ではない、老人だけの世界。


津波エリア付近に未だ相当数の人々が存在している事実。
人々を守る防波堤も侵食された土地もそのままの状態で、海岸線の見えるその地で家族を守らなければならない人々の存在。


停電になると同時に途切れる酸素。痰の吸引もできず、窒息に怯える人々の存在。


介護を担う家族に起こっている社会的な圧力。若しくはその存在。
誰が、その人たちと共に、その不安を共感するのか。


毎朝通学する子供たちの口元。食べ物の産地を気にするお母さんたち。
パニックを必死に堪えて故郷を想う人々の存在。


沿岸部から遠く離れた被災地。住む家はなく、途方に暮れる人々の存在。 
沿岸部だけが被災地ではない。今、その隣にある被災地。


偏る震災特需。資金繰りに苦しむ事業者。
手厚い保障の変わりに捨ててしまったプライド。働く意欲。


 世界が変わろうとしていることを想像しなければならないのです。
今私たちができることは、私たちが住むこの地の状態を知ること、そして次に起こるかもしれない危機的状態とその不安の軽減です。
人が生活するとはどんなことなのか。
調査結果をその一部を抉ったにすぎません。


「確かな明日作戦」は、利用者・家族向け対策が最小限で為されました。
最低限今の不安を減じる効果しかないかもしれませんが、弊社スタッフは日々そのために地域を走っています。
災害時生活ニーズ調査がもっと広範囲に実施されれば、更に規模の大きな対策が生まれるかもしれません。
協力頂ける方々をフォーレストはお待ちしています。
未だ見通せない明日が、少しでも不安の少ないものになるように、互いに協力しませんか?
それが、「確かな明日作戦」のテーマでもあります。

調査データ及び「確かな明日作戦」フォーレスト通信番外は、近日HP上で公開されます

2011.06.17 Friday 02:04 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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