エルフの日々

誰にも「約束」された場所があり・・そして誰もがそこを目指して一生懸命歩いてる
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夢に向かって3〜誰かのために何ができるか〜

[ 行方 ]
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 夢に向かって3〜誰かのために何ができるか〜


 自らの存在を確かにするのは、決して自らを喧伝する事ではない。
寧ろそれは常に見えない場所で、理解されず、時に誤解され、それでも自らの役割に愚直なまでに向き合う姿勢が醸し出すものである。
仕事とは、誰かのために自分が何ができるのかを考え、実践する事である。

・・・
 
 我々の仕事は、病んだり、障害を抱えたり、そんな人々やその家族の生活の向上にある。
当たり前の事。でも時に当たり前が歪んでしまう時がある。
自分の職域に拘ったり、権利を主張したり、隣の仲間が仲間でなくなる瞬間。
専門性の連携とその連続した活動こそが求められているのに、いつの間にか自らの喧伝に懸命になっている。 
挑む対象を忘れ、仕事の対象を忘れている。必然として、その存在は認められない。

・・・

 専門職が後方を気にせず、サービスの提供に全力で向かえる。
専門職が一人でも多く、障害を持つ人々やその家族の傍に寄り添える。
そんな世界観が必要である。人まねではなく、私達の地域に合った、私達の役に立つシステムが求められる。
そのシステムの中核思想が多職種・多事業連携である。
その達成のために何が必要なのだろうか?


例えばそれは、事務処理であったり、会計処理であったり、労務管理であったり。
専門外の困難な仕事。それを現場の専門職の後方で支援する部隊が支援する。
後方で支援する部隊があって初めて前線が機能する。


例えばそれは、テクニカルな医学的処置であったり、臨床経験が必要な処置であったり、
もっと有効に利用者の生活を向上させられる技術であったりするかもしれない。
でもその総てを兼ね揃えた専門職など居ない。
互いが役割をパスし合う関係。情報の集積と還元。互いが互いを支援する環境。
そんな関係が欲しい。


例えばそれは、技術の未熟な者を先に行く者が支援する事かもしれない。
伝達される技術、伝達される思想。
専門性を高めるためにどうしても必要な専門職間での支援。
己が技術に埋没せず、新しい発想と新しい仕組みを生み出すための仲間作り。


例えばそれは、次のステップに利用者を送り出す作業。
ゴールなき支援など在り得ない。
時にそれは一時的に自らが不利になるかもしれない。
でも、誰のための仕事だったかを忘れてはならない。
利用者やその家族が本当に求めるサービスに繋げて行く事。そんな発想。
サービスが移行してこそ、ゴールを達成してこそ、それまでの仕事の結果を出せる。
サービス提供機関で移行できる環境。互いが信頼し合い、壁を越えた関係が構築される環境。
そんな世界が欲しい。

・・・
 
  多職種・多事業間の連携のためには、現在考えられている以上の複雑な仕組みと、乗り越えなければならない課題が存在する。
夫々がプロフェッショナルである事。夫々が自らの役割を認識しそれに徹する事。
何より、自らの存在を賭けるならば、他者を支援する事をこそ旨とする事。
そんな意識がなければ、我々の夢は繋がって行かない。

・・・・・

 今年9月。フォーレストには新しいサーバが導入された。
それには専門職を繋ぐ情報データベースが格納され、現場から直に後方へ意思伝達可能になるシステムが構築される。
双方向の意思伝達。それはやがて事業所間を結び、ネットワークを形成し、仲間のために何ができるのかを考えるツールとなる。
もう事務所なんか必要ない。いつでも何処でも互いが繋がりあえる。
私達の夢を創る材料である。

2010.11.09 Tuesday 02:19 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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