エルフの日々

誰にも「約束」された場所があり・・そして誰もがそこを目指して一生懸命歩いてる
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「13歩のレース」夢に向かって2

[ 行方 ]
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 13歩のレース 夢に向かって 2

 秋の新人戦まで、彼がどんなにトレーニングしてきたのかは知らない。
ただ、毎日炎天下の中休まずに努力していた事だけは知っていた。
既に下位ながら県のランキング入りしている彼は、しかし未だ自らの目標を見出せないでいたのかもしれない。
400mの距離を91.4cmの高さのハードルを10台飛び越える。それだけの競技である。
最初のハードルまでの距離は45mでそこから35m間隔に10台のハードル、最後のハードルからゴールまでの距離が40mである。
新人戦初日に予選からスタートした彼は、しかし準決勝で敗退する。
記録ビデオを見ながら失敗したレースについて、彼はその経緯を話してくれた。
「今までハードル間を15歩で走っていた。今回は予選で13歩で走った。」
「15歩を13歩にするためにはスタートからそれまで以上の加速が必要なんだ。」
「やってはみたけど・・途中から意識が遠くなるくらい苦しくなった。」
ビデオの中の彼は、途中までは図抜けたスピードなのに、後半まるで白目をむいた様な哀れな形相と無様に崩れたフォームで、それでも何とかしがみつく様にゴールしていた。
新人戦の間、彼の競技成績はランキング入りしているとは思えないような無残な結果。
初日の400mハードル予選の影響が総てに出ていた。
「何が足りないか解ったんだ。」「だから何をしなければならないかが解った。」
彼の敗戦の弁である。
人は目標を見出した時、そこに向かう事で自らの意義を見出せる。
与えられる結果ではなく、その時に自ら一歩を進められるか否かで決まるのだ。
「13歩のレース」は彼に目標を与え、そして超えなければならない課題を見出させた。
彼にとっては、価値のあるレースであった。
・・・・・
 我々も既に「13歩のレース」を知っている。
「何が足りなくて、何をしなければならないのか」を知っている。
新しい地域ケアの創出のために以下の3点の一歩が必要である。
〇彖曄平靴靴ぅ機璽咼皇鷆ヽ鞠亜疝用者ニーズ分類考)
多職種多事業連携を前提にした専門職の地域輩出(起業者育成とビジネスモデル)
C楼茲忘ざす仲間達への支援(事業関連オペレーションとネットワークの構築)
・・・・・
来年度事業計画は、この三つ課題遂行の第一歩となるようにしたい。
今は哀れに白目をむいて無残なフォームでも、確かな一歩を踏み出したいものである。

2010.10.14 Thursday 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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