エルフの日々

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連携ケーススタディ11【ニーズ分類とは何か?パート3】

JUGEMテーマ:介護

 1)期間設定介入群  → 明確な目標設定と生活・介護手法開発がポイント


【生活再設定支援】

 
 退院時の移行支援に対して、この支援は既に定着している生活に内在する問題を解決したり、障害の変化に対するリカバリーが主な目的である。
既に定着している生活の中では、利用者ニーズは利用者自らが改善を望む事象こそ優先的に解消されるべきである。
この点に関しては利用者側とサービス提供者側で目的は容易に一致を得られる。
しかし、利用者側が気がついていないか若しくは家族生活環境の理由で必要ではあるけれど犠牲になっている事象もある。
こういった直接利用者側から要求はされない若しくは歓迎されない事象に対しては、両者の間に目的共有が得られないか、時間を要する場合もある。
利用者がイメージする生活の構築こそ大切にすべきであって、サービス提供者側の価値観や都合での判断は消費者である利用者との乖離を生んでしまう。
又、医療的見地から生活を考察する専門職と、介護そのもの若しくはレスパイトを主眼にする専門職とでは、利用者に提示する方向性が違ってしまうケースがある。
本来このバランスを調整するのはケアマネジャーであったり、主治医であったりが妥当であるが、残念ながら生活フィールドに立つ時間数と多方面の生活問題に単独で挑むのは困難である。
利用者とサービス提供者側との目的共有と一致した問題解決手法獲得が得られるためには利用者の生活フィールドから常にフィードバックを受け、情報を徹底して還流させる以外には手段はない。


 本来、生活構築を目的とした場合、身体的障害像と生活活動そのものとを乖離させて思考するのは困難であるが、サービス提供目的を前提にニーズを分類すると次の3点になる。


 /搬療再構築
  → 医療処置・看護処置・運動器支援
  顱貿冤兩等2次障害や新たに出現した障害のリカバリー
  髻鵬麌途上若しくは障害の変化に伴う能力障害の補正
  鵝頬性的に必要なコンディショニング
  堯ADL上必要な身体的処置
  ※髻万鵝砲呂修里泙浚間設定が外れて運動器支援・かかりつけ支援等に移行する
◆\験莢善   → 看護処置・環境設定・介護手法構築・家族支援
    顱鵬雜醂矛攜此Σ雜醉便性改善
  髻棒験莠立度向上・目的活動遂行能力・手段開発
  鵝鵬搬下匆饑験荵抉隋Σ搬臆雜邨攜
 移行支援   → 移行支援・情報集積還流・その他関連支援


大雑把に3点に分けたが、一つ一つの項目は更に小項目に分けられるだろう。
生活再設定に必要な事項以上は、その後期間設定を外して、目的毎にサービス支援体制を変更する必要がある。
又、目的遂行に最も適した専門職がその都度サービス担当する事が重要となる。


訪問看護や訪問リハは、,任楼厠呂鯣揮し易いし又効果も見えやすいだろう。
しかし、◆Νの項目こそが地域ケアでは最も優先的に考察されるべきであり、利用者ニーズも具体的なものが多い。
利用者からのリクエストだけではなく潜在的に必要な要素であっても、必然として Ν◆Νの複合的な結果とサービス提供が為されなければならない。
言い換えれば、,里澆覆蕕梱◆Νのリクエストに対して如何に自らのサービスが有効であるのかを示す事ができなければ、本来の意味で利用者ニーズを満たす事にはならない。


訪問看護、若しくは訪問リハビリのエビデンスが出にくい理由が、実は,紡个垢覯善が△筬の指標で判定されていたり、技術的・手段的標準化が為されない状態での判定になっていたりする事にある。効果判定とは、問題に対する手段を結果として判断するものである。在宅支援系サービスの効果を判定するのならば、少なくとも「どの様な対象に」「どんな方法で」「どのくらいの期間・頻度で」実施したのかを項目毎に判定すべきである。最もその項目の設定と標準化が為されていないことこそ問題なのだが・・・・

【運動器支援】につづく

2010.03.23 Tuesday 19:44 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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