エルフの日々

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連携ケーススタディ10【ニーズ分類とは何か?パート3】

JUGEMテーマ:介護
 【地域ケアマーケットセグメント】・・ニーズ分類とは何か?
 パート3各論


1)期間設定介入群  → 明確な目標設定と生活・介護手法開発がポイント

【在宅生活移行支援】
  
医療機関から退院直前・直後から在宅生活が成立するまでの状態に対する支援。
期間は数週間から6ヵ月程度までが設定範囲である。
提供サービス項目は、生活に必要な全ての項目が必要になる。
最も重要視すべきは、介護される側とする側が共に安心して納得できる体制が構築されるか否かである。
この時点での留意事項は、レスパイトを中心にしたサービスではなく、身体的コンディションの安定・管理である。
ADLは介護手法の確立が先行されるべきで、しかも適宜変更を要す。
できるだけ短期間で落ち着いた生活環境が整う事が最大の目標になる。  
ADL上では食事と排泄の関連項目が重要で、実に75%以上の利用者ニーズが潜む。   

利用者若しくはご家族からのニーズが顕著なのは、医学的な管理だろう。
医療機関内では問題にならない些細な事が、実は大きな障壁として現れている。
又、医療機関内では当然の処置が、退院したその日から全く受ける事ができない。
生活の内部を思考した対応が果たして医療機関に可能かどうかは別にして、そろそろ回復期病棟や老人保健施設での対応を見直す時期なのではないだろうか?
この時期の訪問看護ステーションの役割は実に多彩で且つ必須である。
度も入退院を繰り返すような疾患やターミナルを前提とした状況下に留まらず、もっと訪問看護のあり方を消費者に解りやすく解説できないだろうか?
在宅医療を提供する個々の医師が、気軽に声がけして使える敷居の低い医療スタッフの集合体。
医療機関のようなピラミッド形式の意思伝達ではない、相互情報交流が可能な体系こそが今地域に求められている。

リハビリテーションサービスも御座なりのサービスではニーズを満たせない。
身体的・精神的コンディショニングと介護手法を念頭にした環境設定こそ急がれる。
最も
、最近の傾向としては未だ治療途上の利用者が多数見受けられ、生活を落ち着ける手法と並行して疼痛や差し迫った障害に対応しなければならないケースが多すぎるように思われるが・・

何れにせよ、この段階での利用者ニーズは混乱の中にあり、適宜コーディネイトする必要がある。
つまり、ニーズはセグメントされるのではなく、提案されたり選択されたりする時期なのである。
この点では、優れた主治医やケアマネジャーの存在が大きいいが、時にその混乱に気がつける誰かが声をあげるべきである。
本来のニーズは多岐に渡るが、放置されレスパイト目的に陥る状況が多い。 
障害の重症度を人為的に悪化させているようなものであり、その責任は自ずとサービス提供者にあるものと自覚しなければならない。
                                                             
【生活再設定支援】につづく・・
2010.03.09 Tuesday 20:46 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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